塚地拳法その4がちょいエロいゆったん

カテゴリー │詩のコーナー詩のライブラリー







空を舞う綿毛が






春めかしい日に




春を迎えるサインを出す





広葉樹に戻ったさくら




お揃いの帽子の園児




手をつなぎながら




お母さんに挟まれ





楽しそう












 

僕自身は、これで生きています

カテゴリー │詩のコーナー






うすのろ亀の忘れていたんだ



僕は今ひょっとしたら笑ってる?



「君が嫌いだよ」


「新しい彼女ができたんだ」



彼女は泣きながら




「わかってたの」



メンヘラ彼女は柳葉包丁で



彼女の首を切る



逃げる男




そっと笑いながら……



亀は万年それを覚えて



「生まれ変わるならまた亀で……」



そう言ってストレスで死ぬ












 

それでも走らなければならない

カテゴリー │詩のコーナー

僕がこの世で愛を求めるのに
餌の欲しい金魚のように
待つしかない
掬い上げられても長い間は避けられない
ふと気づくとまだ先に
答えがある気がすのに
目先の欲は恐ろしい
人を売り買いする世界
そんなものに飲み込まれたくない